■ ID | 575 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 廃棄物最終処分場浸出水中の1,4-ジオキサンの起源に関する調査研究 |
■ 著者 | 藤原拓
高知大学 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 玉田徹 高知大学 小野芳朗 岡山大学大学院 小瀬知洋 岡山大学大学院 西村文武 愛媛大学 大年邦雄 高知大学 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第17回廃棄物学会研究発表会講演論文集、844-846 |
■ 抄録・要旨 | ヒトに対する発がん性が指摘されている1,4-ジオキサンについて、38箇所の廃棄物処分場を対象に浸出水中の濃度を調査した。最高濃度、平均濃度はそれぞれ340μg/L、14.0μg/Lで、検出率は61%であった。10μg/L以上の濃度で検出された埋立地は、焼却灰+スラグ、あるいは不燃物のみの埋立廃棄物であったことから、焼却残さのみならず、不燃物を起源とするものと考えられた。
1,4-ジオキサンの詳細な起源を推定するため、浸出水中濃度が高く、埋立廃棄物の種類が焼却灰、灰固化物、溶融スラグだけを処分している埋立地を対象に、搬入廃棄物の溶出試験を行った。搬入元である焼却施設での採取試料のうち、バグフィルターから採取した飛灰から比較的多量の1,4-ジオキサンが溶出することが確認され、重要な起源と推定された。 |
■ キーワード | 廃棄物最終処分場、浸出水、1,4-ジオキサン、起源、調査 |
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